EvernoteのメモアプリQisaをアップデートしました。
基本的な機能の底上げがメインですが、次のような内容になります。
Qisa – evernoteで使う高機能リッチテキストエディタ
カテゴリ: 仕事効率化
価格: ¥2,800
同期のアルゴリズムの調整・改善
同期の設計は、基本的にはEvernoteが公開している Evernote Synchronization via EDAMをベースにしています。この疑似コードをそのままSwiftで実装しているわけですが、共有ノートブックやビジネスノートブックについてはさらっと触れている程度なので、一応それなりに試行錯誤しないとわからないことがあったりしました。
ある程度不具合を潰した状態でリリースしているのですが、高速化や効率の良いコードへのリファクタリングは、継続しているのが現状です。とりわけ、高速化については高速に見える・感じてもらえるような作りになるようにだいぶアレンジしています。
今回も、そういう高速化という面での改善をいくつか実装したものを公開しました。
ネットワークインジケータの不具合
ネットワーク周りの不具合は、僕のテストのやり方が悪いのか後で発覚することもよくあり、今回もインジケータが回りっぱなしになる不具合がありました。
これは、本番環境でないと見つからないものだったということを踏まえてももう少し、徹底して発見できる環境を構築できるように検討していきたいです。
反省しております。
送信ボタンにバッジが表示されない不具合
送信中のノートの数がバッジとして、送信ボタンに表示されるのですが、それが表示されない問題がありました。あるバージョンで、サードパーティのライブラリが機能していないことが問題だとわかったので、別の手法で実装し直しました。
その他、不具合の修正
目立った不具合はなかったのですが、リファクタリングしながら見つけたバグを潰していきました。
最後に
アプリの機能回りは固まってきたので、エディタの動作などを再検証し、もっと快適に入力できるように地道な修正を加えていく予定です。