こんにちは、JAGA(@ja_gaimopotato)です。
ぼくは読書が好きです。
読む本は、小説以外はジャンルを問わず最近は読んでいます。
野蛮人の読書術を読んで、本の読み方のエッセンスや読む本の選び方に参考になることがいくつかありました。
- 目的意識を持って、アウトプットの為の読書をする。
- 分かっているところは、読まなくていい。
- 本の内容を議論の中で再確認する。
という当たり前のことを高いレベルで意識するということが大切なのだと思いました。
そういった意味でも十分に元が取れたなと感じました。
リベラルアーツを身につける
本書では、リベラルアーツを自由に生き抜く術であると定義して、それを身につけるために読書を基本的な手段とするとしています。
P.5 リベラルアーツは浮世離れしたものであるどころか、むしろこの社会をリードする人間に不可欠な素養だとみなされているのだ。
P.5 われわれが使える時間は限られている一方で、巷には情報があふれている(中略)世に氾濫する書籍を片っ端から乱読するのはハイリスク・ローリターン
p.6
- 先進課題
- 先端科学・数学・哲学
- 宗教・思想・文化・歴史
- 経済・金融
- 政治・外交・地域研究
- コミュニケーション能力
の6つの分野について、正しい知識とスキルを効率的に身につけることが、現代版の「生き抜く術」すなわちリベラルアーツ
読み方についても同様にいくつかの参考になることが書いてありました。
P.36 「はじめに」と「目次」を徹底的に読み込む。
P.38 アウトプットを想定しない読書は時間のムダ
(中略) ポイントは「読み切ることに満足するより、読んで得たものを使えるようにすること」P.42 「書評」を書いて、それをネット上などで公表する癖をつけておくことは最高の読書術である。
後半は、識者の方々の読書スタイルや面白い本をインタビューする形式で進みますが、その中にも共通していることがいくつかあり、ぼくが共感したのは「序盤で面白くない本は読まない。」ということです。
P.82 4,5ページぐらい読んでつまらない、わからない、と思えば即捨てます。「はじめに」や「第1章」で書いてあることが面白くない本が、いい本であるはずがない
P.102 最初の50ページが面白くない本は、最後まで面白くない
読みたい本が増えた
本書の中で紹介されている本のいくつかは読んだことがありましたが、それ以外の本も多数ありました。
ぼくの欲しい本リストが強化されましたので、それが一番の収穫でした。
読書好きな方には、刺激になる1冊ですので是非読んでみてください。