こんにちは、JAGA(@ja_gaimopotato)です。
先日バージョンアップされたiOS7 ですが、色々と機能が追加されましたよね。
その中にiBeaconsという機能があります。
これは、Buletooth Low Energy(LE)という省電力で無線通信する機能を使う通信技術のBeaconのiOSバージョンです。
このiBeaconsを利用して色々と近未来な世界が見えてきそうでワクワクしております。
iOS7の隠れキラーコンテンツとなる近距離無線通信「iBeacon」とは? – GIGAZINE
使用例はどんなものがあるのか
現在は、追加したばかりの機能ということもあり使い方を模索しているところです。
基本的には、ユーザーと場所を結びつけるようなサービスに適したものです。
BeaconとiPhoneとの距離を計測し、その場所に応じたサービスを提示できることがメリットでしょう。
例えば、ショップの入り口へ来た方のiPhoneへメッセージを送る。ということも簡単にできます。
MLBでは、球場内に複数のBeaconを設置して、iPhoneへ挨拶やサービスを知らせるメッセージを送る実験をしています。
スマポという日本のサービスでもショップに近づくとメッセージを送るサービスを開始しています。
アップルの位置情報サービス「iBeacon」–MLBの試験導入に見る可能性 – CNET Japan
スマポ 来店するだけで来店ポイントが貯まる! » Blog Archive » 本日よりスマポにiOS7対応iBeacon機能を搭載。ポイントが貯まる店舗に近づくとリマインド
iBeaconsの良いところ
NFCと呼ばれる非接触通信の規格があります。
おサイフケータイなどの機能で皆さん利用されているものと思います。
非接触で、通信するということでBeaconとは近い機能であると言えるでしょう。
Beaconのメリットとしては、NFCと比較して通信距離が長いため1つのBeaconでカバーできる範囲が広いことがあげられます。
一般にNFCは十数センチ、Bluetooth LEは最大100m(Class1の場合)、Beaconは約10m(30feet程度)の利用範囲があります。
よって、ショップ内のナビゲーションをある程度の精度で行う場合にはBeaconの数が少なくてもよいと考えられ、コスト面でメリットがあります。
もちろん、基本的に競合する場面は少ないと思いますので共に今後が楽しみな技術です。
Beaconの技術は、ショッピングモールなどで位置情報を提供する場合にも力を発揮しそうですね。GPSでは難しかった屋内の位置測定も簡単です。
ほかにも決済にも利用できる柔軟性も魅力です。
妄想しよう
PayPalが提案しているような決済の世界は、本当に楽しみです。
近い将来こういった世界が確実に来るのでしょう。
Touch IDのような指紋認証技術と絡めればセキュリティ面もバッチリな感じですしね。
最近は、簡単な決済方法が出る度に早く体験してみたい!と思っています。
スクエアのお手軽なシステムにも興味があり説明を聞いたりもしています。
普段から電子マネーでほとんど支払うようになりましたし、なるべくカードを使って現金を使わないようにしています。
でも日本ではまだまだ、現金での支払いが中心だとも思うのでこういったサービスの本当の普及はもっと先になるのでしょうか。
まずは、ショップ内の位置情報に合わせて商品をすすめてくれるレコメンド機能ぐらい流行ってほしいですね!