ぼくは、以前はAudio Galaxyという音楽配信サービスを利用して、家のサーバに保存している音楽を聴いていました。
このサービスが、ファイル共有サービスで有名なDropboxに買収されたことでサービスが終了しました。
代替アプリはいくつか試したのですが、どれもしっくりこなかったのでiPhoneに曲を入れておく生活に逆戻りしていました。
海外では、iTunes MatchというApple純正のiCloudを利用した音楽クラウドサービスが始まっていて、なんとか日本でも同様の環境を得られないかと何度も思ったことを覚えています。
もうすぐ公開されるという情報が出てから、結局のところ話がまとまらず難航しているという報道に変わったときは落胆しました。
でも、Appleとレコード会社の交渉がまとまったことでようやく公開となったようです。
しかし、法的なグレーゾーンをどのように回避しているのかも気になります。
iTunes Matchは日本の著作権法をクリアーしているのか | 栗原 潔
そういったことも考えながら、早速ですがぼくはこのサービスに加入しました。
使い方
Mac / PCのiTunesからiTunes Matchへアクセスしてください。
年間登録料を支払います。
あとは、利用規約に同意して進めていくと自動的に同期が始まります。
配信されている曲があるかどうかのチェックなどが済んだら、あとはライブラリの曲をアップロードして終わりです。
こんな感じで3ステップの作業があります。
iPhoneでもすぐ使える
iPhoneでも、iTunes MatchをONにすると先ほどアップロードした曲の全てにアクセスできるようになります。
ミュージックの設定から、iTunes MatchをONにします。
ミュージックアプリで確認するとiTunes Matchのデータを取り込んでいるのでそれが終われば普段と同様に使えます。
今までは、家庭内でiTunesサーバとしてMac miniを利用していたのですがiTunes Matchを使えるようになるのであれば、別にサーバを立てておく必要もないかもしれません。
2つのMacで別々にインポートした曲をサーバで一ヶ所に集約して登録するスクリプトも走らせていたのですが、不要になりそうです。
環境がスッキリするので、とても嬉しいです。
もともと、音楽が好きなこともあってかなりの数の音楽データがありますので、今回のiTunes Matchのサービス開始は非常に助かります。
しかし、まだ全てのアップロードが終わっていないので完全に楽しめるのはまだ先のようです。
サービス開始直後なので、中々ステップが進まないながらも記事にしました。