iOSのEvernoteのノート作成アプリのPosteというアプリを公開しています。
これは、マークダウン(Markdown)記法でEvernoteのノート作成が出来るアプリです。

Posteをバージョンアップしました。見た目には大きくは変化していないのですが、中のロジックを結構大きく改修していて、一番大きなポイントはEvernoteのノート生成の改善です。

Poste -Evernoteのためのマークダウン(Markdown) テキストエディタ 速く、簡単に、楽しく
カテゴリ: 仕事効率化
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ENMLの生成を改善

EvernoteはHTMLに似たEMNLというフォーマットのデータをノートの本文データとしています。
このENMLの定義が厳格で、少しでもおかしいとノートの作成が失敗します。

ENML – Evernote Developers

ただ、 プレーンテキストのノートを作成する分には、ほとんど考慮する必要はありません。

Posteはマークダウン記法をサポートすることが売りのアプリなので、マークダウン = HTMLをENMLに変換するというロジックを作る必要があります。

この変換は、正規表現や文字列操作などでこなしていたのですが、どうにも上手くいかないパターンがありました。実際ユーザーの皆さんにもご迷惑をおかけしたこともありました。

その部分を、抜本的に改良してほとんどの場合にもちゃんとノート送信まで漕ぎ着けるように修正しました。
この安定性の向上が、今回のメインです。
この大きな変更でエディタとして、かなり良くなったと思います。

DropBoxのファイルを添付

他にも、添付ファイルをフォトライブラリやカメラ以外に、Dropboxからも選べるように機能を追加しました。
上記のノート投稿ロジックの変更と合わせて、添付ファイルのイメージ画像はimgタグのマークダウン記法で挿入するように変更しています。
以前までは、独自の省略形式を入力していましたが、通常のタグにしました。こっちの方がわかりやすいという判断です。

CSSのインポート

PosteではマークダウンとCSSを使ってEvernoteのノートを綺麗に整形できるのが特徴です。
そのCSSの設定方法をCSSで書かれたファイルを直接ダウンロードして読み込むか、標準のフォーマットで書き込んで設定できるように変更しました。

それまでのCSSも一応、データの移行は実装していますので問題ないと思います。
今のところ、複雑なCSSの表記には対応できるかわからない部分もあります。
このあたりは、様子を見ながら対応していきたいと思います。

次回のバージョンアップ

次回は、ノートの再修正を実装する予定です。
これは、アプリの権限の追加をEvernote側への申請していて許可があり次第、テストしていきます。

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