皆さんは画像管理は、どうされていますか。
ぼくは、外付けのHDDにあるApertureで管理しているライブラリに画像データを置いておくようにして、カメラやiPhoneのデータをひとまとめにしています。
しかし、もうすぐAppleは、Photosというアプリに移行するようなので、そのときにはまた環境を構築し直さなければなりません。それは一つ悩みのタネです。
特に、iPhoneに関しては、フォトストリームという素晴らしい機能があるのでそれで家族や友達と画像を共有することもあります。
これは、iPhoneでサクッと対応できるのが嬉しいです。
ぼくは、それほどカメラを使うタイプではなかったのですが、iPhoneを持ってからは良く撮影するようになりました。
そうなると、やっぱり画像管理の仕組みは必要だなぁと思って定期的には上記のライブラリに保存しているのですが、それでも手間に感じることもあります。
画像管理は色々と悩む
やっぱりもっと画像管理は楽にしたいという気持ちはありますが、そもそもどうするのが最適なのかよくわからない部分でもあります。
なので、Appleのアプローチには期待しているんです。
iPhoneやiPadで撮った画像と、一眼レフで撮った画像を全て一箇所でストレスなく管理できる方法があれば嬉しいわけです。
FlickrやPicasaも使ったのですがしっくり来ませんでした。
これは、ぼくの使い方がiPhoneやiPadのiOSに比重があることによるのかも知れません。
システムレベルで統合された、画像共有の方が使い勝手が良いのは当たり前なので。
まぁ今でもフォトストリームで、ある程度納得できているのですが、もちろん今回のAppleのiCloudフォトストレージも使っておこうと思い試してみました。
iOS 8.1から使える
iPhoneから有効にしました。
設定の写真とカメラからiCloudフォトライブラリをONにします。
これで、画像データを各デバイスで共有できます。
iCloudフォトライブラリとフォトストリームの違い
これは、フォトストリームが一歩進んだようなイメージで良いと思います。
フォトストリーム
フォトストリームでは、直近30日間に撮った画像を最大1000枚保存する仕様です。
またiCloudのストレージは使用しません。
なので、1000枚分のストレージはまるまる無料というわけです。
また、撮影したデバイスの中にある画像と自分のフォトストリームは、別のものとして扱われていました。
カメラロールと自分のフォトストリームの2つに画像が存在しているような状態もありえます。
MacのiPhotoなどでアクセスすれば、全てローカルに保存出来るという仕様でもあります。
また、フォトストリームという名前は同じですが、誰かと画像を共有するサービスを指すこともあります。
これは、フォトストリームという仕組みを通して誰かとアルバムを共有するような機能です。
これもiCloudのストレージは消費しません。
この辺りがわかりにくいのですが、あなたが管理するデバイス間で共有するスペースに自動で画像データを置いておくけど30日以内に何とかしてね。というサービスと画像を共有するサービスの2つがあるということです。
撮影したデバイスの中には画像はずっとあるので、あとでPCなりMacなりに保存すれば問題ありませんが、万が一デバイスを初期化して、バックアップから復元できない状態かつフォトストリームの30日も過ぎていた場合には画像データは消えてしまうという仕様だとも言えます。
iCloudフォトライブラリ
今回のiCloudフォトライブラリは、iCloudのストレージ領域を使います。
そして、iCloud上にあるフォトライブラリ内に画像を保存するようなイメージになります。
そこから画像データのコピーを手元のデバイスで持ち歩くような状態になります。
なので、画像が消えてもiCloudフォトライブラリにあるので安心です。
また、わざわざiTunesで同期させて画像データをiPhone内に転送しなくても、どのデバイスでも最新の状態に更新されることがメリットです。
ちなみに今のところMacからアップロードが出来ないようなのですが、Photosという来年提供予定のアプリでこの辺りはやっと統合されるようになるはずなので、今はただ待つしかありません。
Apple、Mac用Photosアプリをプレビュー、2015年前半リリース予定 | マイナビニュース
さいごに
ベータの状態であることも考えると、iCloudへのバックアップデータに画像を含めたままにしておくべきだとは、思いますが安定したiCloudのバックアップオプションからフォトライブラリは外すかもしれません。
また、Macと一眼レフの連携にはまだiPhotoとApertureを使っているのですが、ここも上手く取り込めるような仕組みを提供して欲しいです。
今はとりあえず、併用しておいて共有フォストリームを合流地点として使っていこうと思います。