Nikeがfuelbandの事業から撤退するという噂が流れていて、ショックを受けています。
先日、日本で発売されてから使い続けているNike+ Fuelband SEはかなり気に入っているデバイスです。
Fuelを毎日確認するのが楽しみでしたし、ウェアラブルデバイスとしてどのように進化していくのかという期待もありました。でも、ウェアラブルデバイスとしての可能性は諦めないとダメなのですかね。
ナイキ、「FuelBand」開発チームの大部分を解雇か – CNET Japan
ナイキ「FuelBand」開発終了の可能性–今後のウェアラブル戦略とアップルとの関係 – CNET Japan
ソフトウェア / サービスとして進化する
Nike Fuelという概念は残って、サービス・ソフトウェアとして存続していくのであれば別の方向で期待が持てると思います。
Nike Has Reportedly Canceled the FuelBand
AppleのiWatchやGoogleのAndroid Wearの上で動作するソフトウェアという形で、今後は運動をサポートしてくれるようになるのだと推測できます。
Nike+という事業で、Nikeはブランド戦略を根本的に変えたと思います。それをほとんど完璧に進化させてきていると感じていました。
ですが、それでもNikeが行っている事業としては、FuelBandは実験的な部類に入るものだったはずなので致し方ないのかなぁと思う部分もあります。でも、結構大きなシナジーを生む事業でもあると感じていたのですけどね。
運動するキッカケを与える、運動する人口を増やすという目的を達成するには、それなりに有効だったのではないでしょうか。
それは、確かにデバイスが必須ではないというかNikeがわざわざ作る必要もないという判断もあるのでしょう。
なので、これからはソフトウェアとしてこれらの目的を達成することを期待しています。
さいごに
このあたりの、情報も見るとNike+ Fuelband自体もすぐ終わるという感じではなさそうですが、新しいデバイスはやっぱり望みが薄いのかな。
Nike Denies FuelBand Shutdown, but Layoffs Could Reveal New Cracks in Wearables Market | Re/code