本を読むと面白くない本と出会うこともよくあります。
面白くないといっても、自分に合わないというぐらいの意味とお考えください。
基本的には何でも、面白いなぁと思って読んでしまうタイプなのですが、たまに全部読むのは厳しいなぁと思う本もあります。
ぼくは、そんな本からも何か得られる可能性はあると考えています。
よく言われているとおり、どんな本であっても2割程度に重要なことが書いてあるという法則があります。であれば、全て目を通すぐらいしても良いのではないかとも考えてしまうわけです。
でも、普通に読むとしんどいのです。
そういうときにKindleで読書するということは、良い選択肢なのです。
2割をどうやって抽出するか。
こういった本では、面白くないながらも、全て目を通せば何か発見や気付きは得られるかもしれません。
ですが、そのために余計な時間をかけるわけにはいきません。
面白くないものを読むのであれば、その時間は普通よりはいくらか余計に消耗する時間になってしまいます。そういった時間は早く終わる方が良いでしょうし、それなら早く読み流す方がよいですよね。
そこで、Kindleにはポピュラーハイライトという多数の読者が、ハイライト(マーカー)をしている部分を教えてくれる機能があります。
これを利用して、その本の2割を探し当ててみるというアプローチができます。
ポピュラーハイライトに助けてもらう。
もしかすると、面白くない=自分には合わないというだけで、新しい考え方や物事の捉え方を与えてくれる内容がないとは言い切れません。
ですので、多数の人がマーカーを付けている部分を流し読みすることで、時間を節約し無理をして読むストレスを軽減しながら、それを見つけることもできるかもしれません。
Kindleは、普通に読書するのに利用しても有用なツールですが、便利な機能を使えば情報収集・学びのスピードも向上できると思います。
結局のところ、面白いと思って最後まで読む本でも、全て良かったというのは稀です。
きっと読書とは、そういった本の本当に伝えたいことを抽出する作業でもあるのでしょう。
これを拡大して考えてみると、あくまでその本で著者が伝えたいモノを以下に短時間で抽出するかという一種のゲームと捉えることもできるのではないでしょうか。
であれば、こういった方法を試してみても良いのではないかと思ってチャレンジしています。