2回以上起業して成功している人たちのセオリーを読みました。

こんにちは、JAGA(@ja_gaimopotato)です。
2回以上起業して成功している人たちのセオリーを読みました。
この本は、孫泰蔵さんや入家一真など7名へのインタビューと14名の連続起業家のメッセージで構成されています。
起業にいたった経緯や、現在の活動の目的などから起業家の共通項を探るというのが、この本のテーマです。
各、起業家の方々の話も非常に楽しかったのですが、巻末のまとめが秀逸でしたので、そこからいくつか引用して、読書メモを残したいと思います

2回以上、起業して成功している人たちのセオリー (アスキー新書)

起業家たちのセオリー

連続起業家たちはキャリアの積み上げには、あまり価値を見い出していません。
むしろ一定のキャリアを獲得すると、それをみずから捨て去るような行動に出ることすらあります。(P.199)

自分のやりたいことや、これだと思うことがキャリアの延長上にないならば、それは最早、自分の中では意味のないことなのだということなのでしょう。

会話の中でこれほど立てつづけに「死」にまつわる言葉が出てきたのははじめてでした。
(中略)生物最大のリスクである「死」を引き合いに出してまで、あらゆるリスクを想定する徹底した姿勢は注目に値します。(P.205)

死を基準にして、物事を判断していると言ってもよいのかも知れません。
死ななければ何でもできるというポジティブさと、死を最大限恐れる臆病さによって自身の起業の力を最大化しているのでしょう。

彼らは、「競い合う」より、「コラボレーション」を望む傾向が強いのです。(P.213)

(中略)業界やマーケットをも「自己領域」として包括すれば、競合企業もまた自己の支配領域の中にある存在です。
そうなれば、自己と争う必要はありませんから、手をたずさえて協業しようとするのはごく自然な発想です。(P.213)

セオリーの一つとして取り上げられている「競合」よりも「協業」という表現はこれからの起業スタイルの一つではないでしょうか。

さいごに

起業へのメッセージがたくさん詰まったよい本でした。刺激を受けました。

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