Omnifocus2でInboxの処理する条件を変更する。

Omnifocus2には、GTDで言うところのInboxの機能があります。
ここに、やることや気になったことをどんどん放り込んでいきます。
そうして、頭の中の気になることをスッキリ、出力したあとにInboxの中身を整理していきます。

Omnifocusを使って整理する方法で、1点おすすめの設定があって今回はそれを紹介します。

Omnifocusでは、Inboxにあるものを整理すると自動的にInboxからなくなる仕組みになっています。
そこで、まず確認しておきたいのがOmnifocusの中での整理とは、どういった行為を指すのかということです。

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整理とは

GTDでは、すぐやるのかプロジェクトなのか、保留なのかというのを判断して次々と処理していきInboxからそれぞれに適した場所へ移動させることを指しています。
ぼくの感覚では、整理という言葉にはどこかしら物理的な響きを感じます。
きっとGTDの基本は、恐らく紙がベースですのでメモなどの紙を別のフォルダなり箱なりに移動させることで、物理的に整理するという意味が含まれていたのではないでしょうか。
もちろん、情報を整理するという意味でもあるので、Inboxというメモからプロジェクトのメモへ書き写すということも整理です。
Omnifocusでは、この辺りのInboxから別の場所に移すようなイメージの整理ではなく、どこにも属さないものをInboxとして扱っているという捉え方が近いと思います。

Omnifocusでの整理では、そのどこにも属さないタスクに適切な情報を追加することになります。
そうすることで、Omnifocusが自動的にタスクをInboxから追い出します。

Inboxから楽に整理したい。

Ominifocus上で、整理するときに、オススメしたいのがプロジェクトかコンテキストを設定することで、Inboxからなくなるようにする設定です。

Inboxに、あるのは追加で情報が必要なタスクです。
しかし、追加で入力する情報が多いとテンポ良く整理できません。
ぼくの場合は、簡単な入力だけで済むようにしておくとストレスなくタスクを管理できます。
なので、とりあえず次のアクションかプロジェクトか判断できたらInboxから整理される状況が好ましいのです。
また連絡待ちとかだったら、コンテキストだけ設定しておくだけで整理される方が便利です。

この環境を作るのはOmnifocusだと設定を少し変更するだけで終わるので、簡単です。

PreferencesのOrganizationにあるClean up inbox items witch haveの設定を、Either a Project or a Contextとするだけです。

Omnifocus pref inbox

さいごに

色んな機能を使えば、もっと複雑なこともできるんですがお手軽さも実現できる。Omnifocusのそんなところが気に入って使っています。
GTD的な視点で言えば、整理といってもOmnifocusで完結しなくても良いので資料であればEvernoteに移したり、◯◯リストとかなら紙などで管理してもいいんです。
でも、ぼくはOmnifocusでひとまず安心感が得られればそれで良いので、ちゃんとGTDに沿っていないこともいっぱいあります。
と、こんな記事を書いていたらGTD熱が再燃してきました。
またGTD本を読み返すことになりそうです。

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